カワイNO500修理②

古いチューニングピンを抜いていきます。
それにしても錆がすごい。
ピンの内部の方がだいぶ錆ついているようです。オリジナルのチューニングピンは太さ6.9mm、長さ64mmでした。
手で全長の2/3を抜き、残り1/3は低速回転でドリルを使い抜きました。



固着した屋根ヒンジを外して、サッと響板をお掃除しました。フレームに強力なガムテープか何かを貼られた痕がありました。3Mの剥がし剤で3箇所は落ちたものの残り一つが落ちず、日を改めてやってみます。



さてこれはどこの部分でしょうか…?
画伯が素敵な絵を描いてくれています。
自由に仕上げていくことを楽しみながらの、気の長い作業です。どんな仕上がりになるのか楽しみです。
つづく。

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

札幌の一級ピアノ調律事務所 です メーカーや年代を問わずピアノの個性を尊重し一台一台丁寧に作業致します 海外製のピアノ調律もお任せ下さい 年代物のピアノは木材の経年による熟成が進み調整次第ではとても表情豊かな楽器へ変身させることができます お使いのピアノの音色やタッチ等々のご不満をお持ちの際は、ぜひ一度当店にご相談くださいませ everyone's piano is unique.