アグラフ廻しビット製作

↑左は既製品のアグラフ廻し、右は自作電動ドライバー用アグラフビット

アグラフというピアノの弦が通っている真鍮製のパーツがあります。
図の○印ですが、修理の際交換することがありますが、ネジでフレームに入っており固定されています。しっかり固定されているので上の写真の様なT字レンチである程度緩めます。その後はラクをするために電動ドライバーに装着するアグラフ廻しビットが欲しいと思っていました。
真鍮の丸棒とステンレスパイプを用意して、電動工具をいくつか使い分けながら完成です。初めて作ったので次回への課題点が多数ありますが、何とか使えそうな感じになりました。

↑アグラフです

↑パイプカッターで切断。キレイに切れます

↑   ディスクサンダーと
パイプカッターにて切断
↑5mm幅、なんとなく印をつけました

↑  1.5mmの切断砥石なので
三箇所で切り込んでみました

↑あっという間に切れました

↑ステンレスパイプを被せる部分を作ります

↑何度か確認して丁度よくステンレスパイプが被さるように調整して接着します

↑反対側は電動ドライバーのチャックが挟み込める様に削ります。8mmまで細くしました。

↑嵌合が大変でしたパイプを組む前に
やっておくべきでした…
↑電動ドライバーに装着!これにて完成です。

↑ おまけ。余りでアップウエイト用の20g重りを作りました。ダウンウエイト用はこの直径では長くなり不安定になるので諦めました。
↑ 左は既製品の分割できる重り

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

札幌の一級ピアノ調律事務所 です メーカーや年代を問わずピアノの個性を尊重し一台一台丁寧に作業致します 海外製のピアノ調律もお任せ下さい 年代物のピアノは木材の経年による熟成が進み調整次第ではとても表情豊かな楽器へ変身させることができます お使いのピアノの音色やタッチ等々のご不満をお持ちの際は、ぜひ一度当店にご相談くださいませ everyone's piano is unique.