カワイNO500完成
このblogでも修理模様(1〜16)を綴ってきましたが、長期間の修理が終わりました。
経緯を思い返すと、小樽のとあるレストランに使われなくなったグランドピアノがあり、処分に困っていると知り合いから聞き、現地に赴いたのが5年ほど前でした。
レストランの奥に、このグランドピアノが置かれていて、ペダル機構が棚板から折損した状態で、その行方を聞くと長いことこの状態だったので分からないとの事でした。
外装には赤いペンキの跡が多数付いており、また弦も切れていて、鍵盤も剥がれ出ない音もたくさん。そんな可哀想な状態でした。
完成したピアノから発せられる音は
あたたかく喜びに満ちあふれていました
技術者としてたくさんの気付きがありました
感謝感謝です
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