弦圧(駒圧)測定器

弦圧(駒圧)を測定してみました。
専用の測定器で駒の中央(緑丸)、前方弦(赤丸左)、後方弦(赤丸右)、弦の前に三点を設置して機器を垂直に立てて数値を読み取りします。通常駒の位置は前方弦、後方弦からみて駒(緑丸部分)が高く山なりになるイメージです。一直線の場合は計器はゼロを指します。ゼロ以下の場合だと駒下り状態となり通常はプラス数値となる筈です。

この場合駒の中央が高い為、数値が約0.22mmを指しています。計器の説明書によると、0.2〜0.3mm程が適正圧となり響きの良い数値との事で、おおよそ全域にわたり数値良好でした。色々なピアノのデータを取ることで鳴り方と弦圧の関係性を参考までに知っておくのにとても便利なものです。

因みにメーカー別や年代によっての傾向、経年変化によることも数値要素としてあるでしょうからとても興味深いです。

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

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