G5オーバーホール①
タッチウエイトマネジメントによるハンマー交換を進めています。
使用するハンマーヘッドはアメリカのロンセンハンマーです。
オリジナルのハンマーストライクウエイトを全て測定し、新品ロンセンハンマーのヘッド重量を計り計測していきます。
↑オリジナルのハンマーストライクウエイト
↑新品のハンマーヘッド計測
↑計測結果
指標9のラインに対してオリジナルハンマーストライクウエイトはベースで重め傾向、中音から次高音にかけて低めでデコボコしています。グラフにすると分かりやすくなりました。
次は新品ハンマーヘッドとシャンクを取り付け想定したラインを計算と、各部のチェックをしていく予定です。
つづく。
日をあらためて、全鍵盤のフロントウエイトを測定しました。
タッチウエイトマネジメントの巻末にあるシーリング値から参照すると、ベースが全体的に重め、中音は軽め凸凹しつつ、高音部に入るとシーリング値をオーバーしていることが見てとれます。
今回はシーリング値で揃えることにしています。
↑フロントウエイトの測定値
フロントウエイトを一つずつ測定して記録していきます。黒鍵は白鍵に比べ3g前後重い状態が確認できました。
その辺りも慣らしていきます。
↑フロントウエイトの各鍵盤測定
フロントウエイトを予定値になるまで調整していきます。
↑ボール盤での鉛の削りとり
つづく。
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