ソステヌートペダルキット取付け

ある年代より前のピアノは殆どが二本ペダル仕様となっています。
ご要望があれば二本ペダルから、ソステヌート付きの三本ペダル仕様へ変えることも可能です。木工作業も随所に出てきます。
機種によっては、取付け不可な場合もありますので事前に確認が必要です。
ダンパーのレールアッセンブリーを外します。


羽根つきのブロックに交換していきます。
ある意味一番地道で時間のかかる作業かも知れません。


新しい羽根が全てにつきました。


本体に取付けします。


ロットの位置決め。


ロッドの釣鐘の穴位置を決めます。
干渉しない様な位置を出さなければいけませんので神経を使います。

裏から下穴あけ。向こう側の光が見えました。


貫通しました。


釣鐘を下部に逃がします。


ペダルボックスのダボをつけます。


接着してダボを叩きこみます。


ソステヌートレバーを位置決めして取付けます。スプリング及びスプリング受け、キャプスタンスクリューも取付けます。


この他アクションに切り欠きを入れたり、その他作業は色々ありましたが、時間も迫り写真を撮るのをストップして作業しました。
おおよそ9時間弱かかりました。
かかり過ぎ?一人での作業の為、案外かかってしまいました。
ダンパー調整、ソステヌート調整も案外時間を要す作業です。
姿勢の悪い作業ばかりでなかなか体力を消耗しますのでもう少し効率化を図り時間短縮に努めたいところです。

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

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