バックチェックスキン、フェルトの貼り替え

ハンマーが弦を打弦した後に止まる位置がありフェルトの上にスキンを巻いたバックチェックという部品があります。
かなり消耗していますので、中のフェルトと外側のスキンを貼り替えることになりました。
今回のバックチェックは膨らみが大きく長さがあるので長めにスキンを採寸しなければなりません。57mm×10mmの長方形を88本カットします。


↑ローラーカッターで慎重にカット



↑古いバックチェック、傷んでいます




長いフェルトを角度を台形型にカットする為にカッター土台に傾斜をつけてそれぞれひっくり返してカットしていきます。






更に半分にカットして、こちらも88個作ります。
↑オリジナルの状態




新しいフェルトを接着してから、スキンを巻いていきます。






あとベースを残すのみとなりましたが、今日はここまで。
地道な作業で結構大変な作業でした。
しかしながら新しいフェルトたスキンを巻いたバックチェックは綺麗で気持ちがいいものです。
↑あと少し!

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

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