カワイNO500修理⑩

↑大分ピアノらしくなりなりました



ようやく中音弦下までの張弦が終わりました。外での仕事の合間に少しずつ少しずつ進めているので時間がかかります。
タッチウエイトマネジメントの勉強会も途中挟みつつ、こちらも一気には進まないものの少しずつ形が見えてきました。
将来的にとても重要かつ需要が少なからずある分野だと考えています。
タッチが重すぎる、軽すぎる、バタつく、連打性が悪い、今まではこのピアノはこんなものだよ。で片付けられていたものを、データ化し、その数値を元に、ハンマーストライクウエイトはじめ、鍵盤フロントウエイト、その他レシオを調整して、タッチ感をコントロールしていけるのです。
実験的に試行錯誤を繰り返しながら経験値を高めるための自己投資期間がしばらく続きますが、必ず満足いく技術を提供できることと、信じています。

話が逸れましたが、コロナ禍で仕事のスタイルも変わりつつ、今だから出来ることを実践している所です。

NO500もやや50時間近くをチマチマやっていますが、まだまだ完成にはかかりそうです。
あとは低音の巻線弦を張って、張弦は完了となります。




↑あとはベース弦!

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

札幌の一級ピアノ調律事務所 です メーカーや年代を問わずピアノの個性を尊重し一台一台丁寧に作業致します 海外製のピアノ調律もお任せ下さい 年代物のピアノは木材の経年による熟成が進み調整次第ではとても表情豊かな楽器へ変身させることができます お使いのピアノの音色やタッチ等々のご不満をお持ちの際は、ぜひ一度当店にご相談くださいませ everyone's piano is unique.