カワイNO500修理⑦

ピンブッシュを6.5mmのドリル刃で穴あけしていきます。曲がらないようにドリルを一定に保ちながら進めていきます。
↑ベース部分を終えました
↑全て穴あけ完了しました。




Vバーの弦の接点を磨きます。
湿気の影響が強かったのか、かなりサビが出ていて、長年の使用により弦溝も深くなっています。
↑錆びたVバー裏側からの様子
↑研磨し鯖が落ちてきました




いよいよ弦を張っていきます。
工具を揃えて高音部よりスタート。
チューニングピンも7.0mmへ新しく交換するので、弦をチューニングピンへ通してストリングワインダーで三回転巻いて打ち込みしました。
ストリングワインダーは操作性がよく回転もスムーズでとても楽に作業が進みます。
↑左から二つ目便利なストリングワインダー
↑焦らずゆっくり。今日はここまでに。


番手は調べた所14番からスタートしているようでした。刻印が消えている為、調べた番手を駒に記入し、番手に合わせて張弦していきます。
数回に分けてゆっくりと作業を進めます。
つづく。

札幌の一級ピアノ調律事務所ebony and ivory

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